クリレスHD Research Memo(6):ポートフォリオの見直し等により、成長軌道への回帰を目指す
■今後の方向性
クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>は、2023年4月14日付けで新たに3ヶ年の中期経営計画(ローリングプラン)を公表した。ただ、1)アフターコロナを見据えたポートフォリオの見直し、2)グループ連邦経営のさらなる進化、3)DX推進による生産性の向上・人財不足への対応、といった成長戦略の3本の柱に見直しはなく、「食を通じて、ステークホルダーに対し、『豊かさ』を提供し続ける企業グループ」を目指す方向性に変わりない。最終年度である2026年2月期の業績目標として、売上収益1,540億円(3年間の平均成長率は9.2%)、営業利益108億円(営業利益率7.0%)、調整後EBITDA 266億円を掲げており、毎期30店舗の新規出店等により、成長軌道に回帰するシナリオを描いている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
《SI》
提供:フィスコ