日経レバが続急落で1万9000円台攻防、信用買い残急増も思惑とは逆方向の値動きに
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が大幅続落、大きく下値を探り一時1万9000円大台攻防の様相をみせた。前週末の欧州株市場がほぼ全面安に売られ、米国株市場でもグロース株を中心に売りがかさんだ。JPモルガン<JPM>など金融株の一角やシェブロン<CVX>などエネルギー関連株の一角が買われたことでNYダウは小幅プラス圏で引けたものの、ナスダック総合株価指数は大幅安となり、これを引き継いで東京市場でも値がさハイテク株などを中心に大きく水準を切り下げる展開を余儀なくされている。日経平均と連動する仕組みに組成されボラティリティの高さを特徴とする日経レバは、個人投資家の売り買いが活発化している。直近(6日現在)のデータでは信用買い残が大幅に増加していたが、足もとの値動きは思惑とは逆の展開となっている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS