トヨタ、ホンダなど頑強な値動き、ドル高円安一服も中国新車販売が4カ月ぶりプラスに
トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が頑強な値動きをみせている。ここ地政学リスクを背景とした米国債への資金シフトの流れが強まり、米長期金利が低下傾向となっている。日米金利差縮小を背景に外国為替市場では足もとで円が買い戻される動きで、1ドル=148円台半ばの推移となっている。輸出株の中でも特に為替感応度の高い自動車セクターには向かい風が意識されやすい。一方、直近発表された国内大手3社の9月の中国での新車販売台数では、トヨタとホンダがいずれも4カ月ぶりに増加したことが明らかとなり、これは株価面でポジティブ材料となっている。
出所:MINKABU PRESS
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