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3498 霞ヶ関キャピタル

東証P
12,850円
前日比
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PTS
12,900円
23:36 11/27
業績
単位
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時価総額 1,267億円
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霞ヶ関キャピタル---23年8月期は2ケタ増収・大幅な増益、物流施設開発およびホテル開発・運営が順調に進捗


霞ヶ関キャピタル<3498>は3日、2023年8月期連結決算を発表した。売上高が前期比79.4%増の372.82億円、営業利益が同107.4%増の44.42億円、経常利益が同137.8%増の41.19億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同101.4%増の20.50億円となった。

物流関連市場においては、通信販売・電子商取引の拡大とそれに伴う宅配取扱個数の増加を背景に倉庫面積や拠点を拡充する企業が増加すると見込まれており、自家用に加え3PL(サードパーティロジスティクス)事業者の利用拡大等を背景とした物流施設需要は高く、今後も増加すると見込まれている。同社グループでは、特に中小型・冷凍冷蔵倉庫をメインターゲットに物流施設開発を進め、当年度においては物流施設開発用地6件を開発フェーズに移行させた。加えて、開発用地2件を新規に取得、物流施設4件が竣工するなど、順調に開発を進捗させている。ホテル関連市場においては、国内旅行は行動制限緩和や全国旅行支援により、2022年9月から2023年7月までの日本人宿泊者数はコロナ禍前の同期間(2018年9月から2019年7月)を上回った。他方、インバウンド需要は2023年5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことに伴い、水際対策が終了し、足元の外国人宿泊者数はコロナ禍前の2019年に比べても遜色のない数値に回復している。このように外部環境が良化する中、11月に「FAV HOTEL 鹿児島中央」、12月に「FAV HOTEL 広島平和大通り」・「FAV TOKYO 西日暮里」、3月に「FAV TOKYO 両国」、8月に「FAV HOTEL 飛騨高山 EAST」が開業を迎えた。さらに2月にはアパートメントホテル10件を対象とした総資産額約135億円の長期運用型ファンドを組成した。本ファンド組成はホテル開発事業において、土地のソーシングから開発を経てファンド組成およびアセットマネジメント業務の受託までおこなう同社のビジネスモデルを完遂した第1号案件となる。また、ホテル開発用地4件を新規に取得、開発用地2件を開発フェーズに移行させるなどホテル開発・運営は社会経済活動正常化の潮流を受け順調に進捗している状況となっている。ヘルスケア関連施設開発事業においては、超高齢社会である日本において終末期医療や在宅看護、在宅介護の需要増加が強く見込まれており、同社の開発するホスピス住宅が最期を迎える場所として重要な役割を担っていく存在となるべく鋭意取り組んでいる。その結果として、ヘルスケア関連施設開発用地3件を新規に取得、開発用地5件を開発フェーズに移行、ヘルスケア関連施設1件を売却するなど着実に事業を推進している。

2024年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比60.9%増の600.00億円、営業利益が同91.3%増の85.00億円、経常利益が同82.1%増の75.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同143.8%増の50.00億円を見込んでいる。

《AS》

 提供:フィスコ

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