三菱UFJは軟調、国内外で金利上昇傾向続くも地合い悪で目先利益確定売り優勢に
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが売り物に押され軟調な展開で始まった。欧米で長期金利の上昇が顕著となっており、国内でも10年債利回りが前日時点で0.775%まで水準が切り上がり1%台が徐々に視界に入ってきた。運用環境の改善期待から銀行株には買いが入りやすい環境にあるが、全体相場がリスクオフの地合いで目先利食い急ぎの動きがでている。直近、同社は傘下の三菱UFJ銀行が、外資系ファンドの需要に応える形で不動産向けの劣後ローンに参入すると伝わったが、これを材料視する動きはみられないようだ。
出所:MINKABU PRESS
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