NY外為:ドル底堅い、米金利先高観根強く、NY連銀総裁は利上げ終了した可能性にも言及
NY外為市場で米インフレ改善やNY連銀総裁のハト派発言にもかかわらずドルは米金利先高観根強く底堅く推移した。NY連銀のウィリアムズ総裁は講演原稿の中で、連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利がすでにピークに達した可能性、あるいは近いと指摘。朝方発表された米8月のコアPCE価格指数で伸び鈍化が示されたため米国債相場は続伸。10年債利回りも一時4.50%まで低下したが、再び4.57%まで上昇した。
ドル・円は148円95銭へ下落後、149円46銭まで上昇し、日中高値の149円50銭を目指す展開。ユーロ・ドルは1.0610ドルから1.0558ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2266ドルから1.2181ドルまで下落。
《KY》
提供:フィスコ