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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8227 しまむら

東証P
7,969円
前日比
+308
+4.02%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.6 1.20 2.38 4.81
時価総額 5,883億円
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来週の株式相場に向けて=米政府閉鎖懸念とFOMC動向に警戒感も

 東京市場は9月中旬以降、予想を上回る調整となり、日経平均株価は3万2000円を割り込んで10月相場を迎えることとなった。

 この大きな要因となったのは、19~20日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)が「予想を上回るタカ派姿勢」(市場関係者)を示したことだ。特に、24年末の政策金利見通しが5.1%と前回の4.6%から引き上げられたことが衝撃を与えた。「ハイヤー・フォー・ロンガー(より高く、より長く)」という言葉に米連邦準備制度理事会(FRB)の姿勢は集約されている。そして21~22日の日銀金融政策決定会合では金融政策の現状維持が示され、一気に円安が進行することになった。

 日米中銀の次回の会合は、10月末から11月初頭に予定されている。日銀が10月30~31日、FOMCが10月31日~11月1日だ。この日米の金融政策決定会合を視野に、なお動きにくい相場は続く可能性がある。

 そこへ新たな不透明要因としてのしかかるのが、米国の政府閉鎖を巡る動向だ。もし10月1日から米政府機関が閉鎖となった場合、9月雇用統計や同消費者物価指数(CPI)の発表が見送られる可能性もある。その場合の市場の反応も見極めにくく、相場の波乱要因となりそうだ。

 ただ、10月は比較的パフォーマンスが良好な月ともいわれる。下旬からの決算発表も意識しながら、反発局面を見定めたい。

 来週からはノーベル賞の発表を迎える。2日の生理学・医学賞を皮切りに、3日に物理学賞、4日に化学賞、5日に文学賞、6日に平和賞、9日に経済学賞の発表が予定されている。日本人の受賞があるかが関心を集めている。また、2日に米9月ISM製造業景況指数、4日に米ADP雇用統計、米9月ISM非製造業景況指数、そして6日に米9月雇用統計が予定されている。

 国内では2日に9月日銀短観が発表される。同日にしまむら<8227>、3日にクスリのアオキホールディングス<3549>、4日に不二越<6474>、5日にキユーピー<2809>、6日に安川電機<6506>などの決算発表がある。更に3日に西部技研<6223>とニッポンインシュア<5843>、4日にキャスター<9331>とくすりの窓口<5592>の新規株式公開(IPO)も予定されている。来週の日経平均株価の予想レンジは3万1500~3万2200円前後。(岡里英幸)

出所:MINKABU PRESS

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