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外為サマリー:日銀の臨時オペを受け一時149円50銭まで上昇する場面も

 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=149円17銭前後と前日の午後5時時点に比べて10銭強のドル安・円高となっている。

 総務省が朝方発表した9月の東京都区部消費者物価指数(CPI)で、生鮮食品を除く総合が前年同月比2.5%上昇と8月(2.8%上昇)から鈍化したことを受け、日銀の金融緩和策の修正思惑がやや後退するなかドル買い・円売りが先行した。また、きょうは月末・四半期末に加え、週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業などのドル需要が意識されやすかった面もあった。仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過したあとは上値が重くなる場面もあったが、米金融引き締めの長期化観測が根強いことを背景にドル円相場は底堅さを維持。日銀が午後1時ごろに「残存期間5年超10年以下」を対象とした臨時の国債買いオペを通知し、国内金利の上昇を牽制する姿勢をみせると、一時149円50銭までドル高・円安が進行した。ただ、今晩には米連邦準備理事会(FRB)による年内の追加利上げの有無を見通す材料として注目される8月の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表が控えており、午後1時30分以降は持ち高調整とみられるドル売り・円買いが優勢となった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0576ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0070ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円77銭前後と同80銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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