貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6027 弁護士ドットコム

東証G
2,731円
前日比
+92
+3.49%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
61.7 13.21 1.41
時価総額 617億円

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<動意株・29日>(大引け)=アスクル、キユソ流通、FPパートナなど

 アスクル<2678>=大幅高で続伸。オフィス用品通販の最大手で、約45%の株式を保有する筆頭株主のZホールディングス<4689>と協業して個人向けeコマース事業に注力している。24年5月期は営業利益段階で前期比13%増の165億円を見込んでいる。足もとの業績についても、28日取引終了後に発表した9月の単体売上高が前年同月比6.9%増と3カ月ぶりに前年実績を上回ったことで安心感が浮上している。株価はマドを開けて上放れ一気に25日移動平均線の上に頭を出しており、目先上昇トレンド転換を示唆している。

 キユーソー流通システム<9369>=急反発でフシ目の1000円台乗せ。28日の取引終了後に発表した23年11月期第3四半期累計(22年12月~23年8月)の連結決算は、営業収益が前年同期比2.7%増の1373億6100万円、最終利益が同10.3%減の11億5500万円だった。一方、直近の3か月間である23年6~8月期は営業収益が同3.3%増となったほか、最終利益は同1.8%増と増益を確保した。業況のモメンタム回復を好感した買いが集まったようだ。主力の共同物流事業では、鶏卵不足の影響に回復の動きがみられたという。

 FPパートナー<7388>=大幅反発。同社は主に生命保険業界を対象に個人及び法人向けの保険代理業、金融商品仲介などを手掛けている。営業人員の強化などで顧客の新規開拓が進んでおり業績は好調で、23年11月期最終利益は前期比6割増の37億7900万円予想と大幅な伸びを見込む。好業績を背景に株主還元にも積極的に取り組んでいるが、28日取引終了後、株主優待制度の拡充を発表した。基準日に11月末を新設し、クオカード3000円分の贈呈回数を年2回に増やすというもので、これが株価を強く刺激する格好となっている。

 弁護士ドットコム<6027>=続伸。28日の取引終了後、人工知能(AI)を搭載した弁護士用書籍検索サービス「弁護士ドットコムLIBRARY AIアシスタント(α版)」の提供を同日から始めると発表。これが買い材料視されている。同サービスでは、ユーザーが文章形式で質問を投げかけると、AIがキーワードや文脈を理解して関連する書籍のページを見つけ出して表示する。また、AIが複数の書籍をベースに論点を整理し、そのサマリーも自動生成するという。サービスの開発にあたっては、PKSHA Technology<3993>から技術支援を受けた。

 タメニー<6181>=物色人気に急伸。同社は28日取引終了後、東京都の「結婚支援マッチング事業支援業務」の事業プロモーターである日本旅行(東京都中央区)から、東京都における結婚支援業務の実施事業会社として選定されたと発表。これが材料視されているようだ。東京都が実施する「結婚支援マッチング事業」は、結婚を希望する18歳以上の未婚の都民を対象とし、交流イベントの開催、人工知能(AI)によるマッチングの提供、WEBによる婚活相談の取り組みを総合的に実施し、婚活に関する不安を解消することで、結婚の気運の更なる醸成を図り、婚活に踏み出す人を増やすことを目指している。

 JCRファーマ<4552>=急反発。28日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想を上方修正したと発表した。最終利益の見通しは38億円から73億円(前期比93.5%増)に引き上げた。また、経常利益は減益予想から一転して増益を見込んでおり、ポジティブ視されたようだ。売上高の見通しは369億円から454億円(同32.2%増)に見直した。遺伝子組み換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」が大きく伸び、「イズカーゴ」や「テムセル」を含む主力製品の販売も予想を上回る見込みとなった。同時にJCRファはライソゾーム病の一種であるムコ多糖症3B型を対象疾患とする治療薬「JR-446」について、メディパルホールディングス<7459>との海外における事業化についての実施許諾契約と、日本における共同開発・商業化契約の締結について決めたと発表した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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