ソフトバンクGが反発スタート、ナスダック高と英アームの大幅高などを好感
ソフトバンクグループ<9984>が強弱観対立のなかも反発してのスタートとなった。前日の米国株市場では長期金利上昇一服を背景にハイテク株中心に買いが優勢となり、ナスダック総合株価指数は続伸した。米ハイテク株に積極投資を行っていることで、ナスダック市場の動向に影響を受けやすい同社株には追い風となっている。また、前日は同社傘下の英半導体設計大手アーム<ARM>の株価が4.7%高と3日ぶりに大きく反発しており、これもソフトバンクGの株価にプラスに働いた。アームは今月14日にナスダック市場に新規上場したが、セカンダリーでは軟調な動きを強いられていた。しかし、今週に入って下げ止まる動きをみせている。更に英フィナンシャル・タイムズが27日に報じたところによると、米オープンAIが元アップル<AAPL>幹部や孫正義ソフトバンクG会長兼社長と人工知能(AI)を使った新しい端末を開発する企業を立ち上げる協議をしていることが明らかになったと伝えており、これも株価の刺激材料となっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
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