タクマ---エネルギープラントの建設工事を受注
タクマ<6013>は26日、新東海製紙(静岡県島田市)より、製紙系廃棄物と木質バイオマス燃料・RPFを混焼し、同社島田工場にエネルギーを供給するプラントの建設工事を受注したと発表した。
本事業は一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)の省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業の対象事業で、老朽化が進む同工場内の既存ボイラについて、製造時に発生する製紙系廃棄物と、木質バイオマスチップやRPFといった非化石エネルギーを使用するボイラに更新し、蒸発量を増加させ安定的にエネルギーを供給するとともに、重油使用量と購入電力の削減による省エネルギー化、CO2の削減を図る。
タクマが2017年に同工場へ納入したバイオマス・RPF混焼発電プラントの安定稼働の実績に加え、国内外合わせて640基以上のバイオマスプラント、120基以上の産業廃棄物処理プラントの納入実績を有し、多様な燃料の燃焼に対応可能な同社のプラントが評価され、受注にいたったとしている。
《AS》
提供:フィスコ