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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4716 日本オラクル

東証S
15,140円
前日比
+75
+0.50%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.08 1.79
時価総額 19,424億円
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<動意株・27日>(大引け)=サイボウズ、トルク、日本オラクルなど

 サイボウズ<4776>=大幅反発。業務効率化に向けたクラウドサービスを展開する同社は26日の取引終了後に8月の月次業績を発表した。売上高は前年同月比14.2%増の21億3500万円と増収基調を維持。営業利益は同52.4%増の5億6000万円と大幅な増益となった。直近では米長期金利の上昇警戒が高PER(株価収益率)のグロース株には重荷となっており、同社株も寄り付き直後は安く始まった。ただ業績そのものは拡大基調にあるとの見方は多く、9月22日に年初来安値を更新したことにより、押し目を待つ投資家の資金が流入したようだ。8月のクラウド関連事業は売上高が同18.7%増の18億9400万円と、増収を続けた。

 トルク<8077>=約3カ月半ぶりの新値街道突入。ネジの専門商社で建設用ボルト及びナットでは取り扱い首位。都市再開発プロジェクトや公共投資需要を追い風にトップラインが伸びているほか、新受注システム導入に伴う効率化で利益拡大が目覚ましい。23年10月期は営業利益が前期比84%増の7億7000万円を見込むなど絶好調。株価が300円近辺で値ごろ感があるほか、PBR0.6倍台で水準訂正期待の買いを引き寄せている。

 日本オラクル<4716>=急伸。26日の取引終了後に6~8月期(第1四半期)決算を発表。売上高が前年同期比12.5%増の573億7200万円、営業利益が同14.4%増の184億6800万円と2ケタ増収増益で着地しており、これを好感した買いが入っている。企業の底堅いIT投資を背景にクラウドサービスが大きく伸びたほか、ライセンスサポートも堅調に推移。売上高と各利益は第1四半期として過去最高を達成した。なお、通期見通し(2~6%増収)に変更はない。

 ギグワークス<2375>=一時ストップ高。同社は26日、100%子会社のGALLUSYSが、クシム<2345>の子会社であるチューリンガムと共同開発を進めるブロックチェーンゲーム「SNPIT(スナップイット)」のストラテジックアドバイザーに、作詞家で音楽プロデューサーの秋元康氏が就任すると発表。これを手掛かり視した買いが集まったようだ。クシムも商いを伴って急伸している。SNPITは、スマートフォンのカメラで撮影した写真により、独自のトークンを獲得できるゲーム。アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を置くZEAL NOVA DMCCがパブリッシングを行う。ギグワークスは11日、子会社である日本直販の総合プロデューサーに秋元氏が就任すると発表していた。秋元氏ならではの企画とプロモーションを進行させることで、Web3の普及を図るとしている。

 HOUSEI<5035>=切り返し急。同社は新聞社などを主要顧客に紙媒体の編集システム開発・運用を手掛けるほか、越境EC事業なども展開している。26日取引終了後、世界33カ国で利用実績を持つマレーシアTimeTec社の勤怠管理システム「TimeTec」の日本販売権を獲得したことを発表、これを手掛かり材料に買いを呼び込む形となっている。株価は今月6日を境に急速に水準を切り下げる展開で、前日は一時491円まで売り込まれ年初来安値を更新していただけに、目先値ごろ感からの買いも誘導している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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