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話題株ピックアップ【昼刊】:日本オラクル、ブシロード、サイボウズ

■日本オラクル <4716>  11,040円  +970 円 (+9.6%)  11:30現在
 日本オラクル<4716>が大幅高。26日の取引終了後に6~8月期(第1四半期)決算を発表。売上高が前年同期比12.5%増の573億7200万円、営業利益が同14.4%増の184億6800万円と2ケタ増収増益で着地しており、これを好感した買いが入っている。企業の底堅いIT投資を背景にクラウドサービスが大きく伸びたほか、ライセンスサポートも堅調に推移。売上高と各利益は第1四半期として過去最高を達成した。なお、通期見通し(2~6%増収)に変更はない。

■ブシロード <7803>  544円  +34 円 (+6.7%)  11:30現在
 26日に発表した「2.53%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の2.53%にあたる180万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月2日から24年2月29日まで。

■サイボウズ <4776>  1,976円  +42 円 (+2.2%)  11:30現在
 サイボウズ<4776>が切り返し急。業務効率化に向けたクラウドサービスを展開する同社は26日の取引終了後に8月の月次業績を発表した。売上高は前年同月比14.2%増の21億3500万円と増収基調を維持。営業利益は同52.4%増の5億6000万円と大幅な増益となった。直近では米長期金利の上昇警戒が高PER(株価収益率)のグロース株には重荷となっており、同社株も寄り付き直後は安く始まった。ただ業績そのものは拡大基調にあるとの見方は多く、9月22日に年初来安値を更新したことにより、押し目を待つ投資家の資金が流入したようだ。8月のクラウド関連事業は売上高が同18.7%増の18億9400万円と、増収を続けた。

■NJS <2325>  3,010円  +38 円 (+1.3%)  11:30現在
 NJS<2325>が反発している。26日の取引終了後、東京都新宿区に保有する賃貸不動産の売却に伴い、23年12月期第3四半期業績に固定資産売却益10億5000万円を特別利益として計上すると発表したことが好材料視されている。なお、通期業績への影響は、他の要因も含めて現在精査中としている。

■石油資源開発 <1662>  5,730円  +40 円 (+0.7%)  11:30現在
 石油資源開発<1662>や出光興産<5019>がしっかり。26日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の11月限が前日比0.71ドル高の1バレル=90.39ドルと上昇した。サウジアラビアが12月まで自主減産を継続する姿勢を示すなど需給逼迫が続くことを背景に原油価格は90ドル台での高止まり状態となっている。これを受け、石油関連株の一角に買いが流入している。

■スギホールディングス <7649>  6,074円  -243 円 (-3.9%)  11:30現在  東証プライム 下落率5位
 スギホールディングス<7649>が反落している。26日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算は、売上高3665億6400万円(前年同期比10.3%増)、営業利益172億8700万円(同11.9%増)、純利益102億6500万円(同14.3%増)と2ケタ増収増益となったものの、材料出尽くし感から売られているようだ。物販領域で外出需要や食品需要の高まりが続いたことにより関連商品の売り上げが増加するとともに、猛暑により季節商品が堅調に推移した。また、調剤領域では花粉症や風邪、インフルエンザの流行に加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大により処方箋の応需枚数が増加した。このほか、回復するインバウンド需要の取り込みに向けて都市部への追加出店を開始したことも寄与した。24年2月期通期業績予想は、売上高7245億円(前期比8.5%増)、営業利益330億円(同4.2%増)、純利益200億円(同5.2%増)の従来見通しを据え置いている。

■日経レバ <1570>  19,400円  -225 円 (-1.2%)  11:30現在
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が大幅続落、一時475円安の1万9150円まで売り込まれフシ目の1万9000円大台攻防の様相を呈してきた。仮に1万8000円台に水準を切り下げた場合、8月25日以来約1カ月ぶりとなる。日経レバは日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFで、価格変動率は日経平均の値動きの2倍に基本設定されている。全体相場のボラティリティが高まると個人投資家を中心に短期利ザヤ狙いの資金流入が活発化する傾向がある。ここ米長期金利の上昇を嫌気する形で米株市場が下値模索の展開にあり、前日はNYダウが388ドル安と3月22日以来約半年ぶりの下げ幅を記録、26週移動平均線を陰線で下放れる格好となった。これを受け東京市場でもリスク回避目的の売りが誘発され、日経平均は3万2000円台を割り込んだ。日経レバもこれに連動して大きく水準を切り下げているが、需給面では前週末22日時点で売り残が減少する一方、買い残が増加し信用倍率は1.48倍まで上昇するなどやや強気優勢に傾いていた。

■トヨタ自動車 <7203>  2,712円  -4.5 円 (-0.2%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>や日産自動車<7201>、ホンダ<7267>など自動車株が軟調推移。26日の夕方、鈴木俊一財務相が財務省内で記者団に対し、為替市場について「高い緊張感をもってみている」と述べたと伝わった。外国為替市場でドル円相場は、それまで1ドル=149円台前半と円安が進行していたが、発言が伝わると一時1ドル=148円台後半まで弱含んだ。足もとでは1ドル=149円ちょうど近辺まで戻しているものの、150円台への円安進行が視界に入るなかにあって、これまでに比べ円安けん制効果が大きく出た格好となった。自動車株に対しては、更なる円安進行による輸出採算性の向上期待を幾分和らげる形となり、株価の重荷となったようだ。

■ギグワークス <2375>  393円  +79 円 (+25.2%) 一時ストップ高   11:30現在
 ギグワークス<2375>が急騰。同社は26日、100%子会社のGALLUSYSが、クシム<2345>の子会社であるチューリンガムと共同開発を進めるブロックチェーンゲーム「SNPIT(スナップイット)」のストラテジックアドバイザーに、作詞家で音楽プロデューサーの秋元康氏が就任すると発表。これを手掛かり視した買いが集まったようだ。クシムも商いを伴って急伸している。SNPITは、スマートフォンのカメラで撮影した写真により、独自のトークンを獲得できるゲーム。アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を置くZEAL NOVA DMCCがパブリッシングを行う。ギグワークスは11日、子会社である日本直販の総合プロデューサーに秋元氏が就任すると発表していた。秋元氏ならではの企画とプロモーションを進行させることで、Web3の普及を図るとしている。

■光・彩 <7878>  6,740円  +880 円 (+15.0%)  11:30現在
 26日に発表した「1→2の株式分割を実施」が買い材料。
 10月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。

■FLネット <9241>  1,572円  +156 円 (+11.0%)  11:30現在
 フューチャーリンクネットワーク<9241>が急反発している。26日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書(変更報告書)で、宮脇邦人氏の保有割合が5.01%から7.05%に上昇したことが判明しており、需給思惑的な買いが入っているようだ。なお、保有目的は純投資としている。

■VIX短先物 <1552>  725円  +44 円 (+6.5%)  11:30現在
 国際のETF VIX短期先物指数<1552>が急伸し5連騰。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしており、米国市場の波乱時に上昇する特性を持つ。26日の米VIX指数は前日に比べ2.04(12.07%)ポイント高の18.94に上昇した。一時19.50と警戒ラインとされる20に迫った。同日の米株式市場で、NYダウは388ドル安と反落。米長期金利上昇が嫌気されたほか、米議会の協議が難航し10月からの新年度の予算が成立せず一部政府機関が閉鎖される可能性があることが警戒された。こうしたなか、VIX短先物は上昇している。

■ハウスコム <3275>  963円  +53 円 (+5.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 ハウスコム<3275>が3日ぶりに反発している。26日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、光通信<9435>グループの光通信によるハウスコム株式保有割合が5.04%となり、新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入っているようだ。なお、保有目的は純投資としている。

■西華産業 <8061>  2,253円  +121 円 (+5.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 西華産業<8061>が急反発。26日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想を修正したと発表した。営業利益は14億円から19億円(前年同期比31.6%増)に見通しを引き上げた。減益予想から一転、営業増益で着地する見込みとなり、好感されたようだ。9月中間期の最終利益予想は10億円から14億円(同65.9%増)に増額修正した。半面、売上高については425億円から390億円(同3.6%減)に予想を引き下げた。大口案件の受け渡しが第3四半期(10~12月)以降に繰り延べされたことが売上高の見通しを押し下げるものの、販売価格の改善が進み、利益は上振れる見込みとなった。通期の業績予想は精査中として、開示すべき事項が発生した場合は速やかに開示するとしている。

■HOUSEI <5035>  521円  +27 円 (+5.5%)  11:30現在
 HOUSEI<5035>が切り返し急。同社は新聞社などを主要顧客に紙媒体の編集システム開発・運用を手掛けるほか、越境EC事業なども展開している。26日取引終了後、世界33カ国で利用実績を持つマレーシアTimeTec社の勤怠管理システム「TimeTec」の日本販売権を獲得したことを発表、これを手掛かり材料に買いを呼び込む形となっている。株価は今月6日を境に急速に水準を切り下げる展開で、前日は一時491円まで売り込まれ年初来安値を更新していただけに、目先値ごろ感からの買いも誘導している。

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