アルファ Research Memo(6):2024年3月期は創業100周年記念配10円を含め、年間45円の配当を予定
■株主還元策
アルファ<3434>は、株主還元策として安定した配当を実施している。配当の基本方針としては、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、長期安定配当を継続して実施していくこととしている。2023年3月期は親会社株主に帰属する当期純利益は減益となったものの、営業利益、経常利益は増益となり、1株当たり配当金は前期と同額の年間30円とした。2024年3月期は創業100周年を記念し、2024年9月中間期に10円の記念配当を含み20円配当、期末に25円配当を見込み、年間で45円(普通配で5円増配、記念配10円)を予定している。また2023年8月10日には、株主還元の向上を目指し、利益還元の姿勢を明確とするため、従来は内部留保を確保しつつ安定した配当を継続していくとしていた方針を、連結配当性向30%を原則とし累進配当を目指すことに変更、2025年3月期より適用することを表明した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)
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提供:フィスコ