デリカフーズホールディングス---野菜の端材を使った野菜だし「ベジブロード 」を開発
デリカフーズホールディングス<3392>は20日、子会社のデリカフーズが野菜の端材を使った野菜だし「ベジブロード 」を開発したと発表。ベジブロードは焼津水産化学工業との共同開発。
物語コーポレーション<3097>の食べ放題専門店「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」でベジブロードを使用した新商品の販売が開始される。
農林水産省によると日本における食品ロス量は523万トンとされ、このうち食品関連事業者から発生する食品ロス量は 279万トンにおよぶ。現在、全国のデリカフーズ事業所においては、まだ食べられる野菜の端材も含めて廃棄処理をせずに各事業所で堆肥化するなど、社会問題である食品ロス低減の観点から野菜の有効活用を推進している。
この野菜の端材の多くは、カット野菜を製造する際に発生する野菜の皮や葉、根などのまだ食べられる部分。「ベジブロード」は、これらの端材を利用して作ったプラントベース調味料。
同社はこれまでも野菜を余すことなく最大限に活用できる商品の開発に挑戦しており、長年にわたる開発努力を経て今般の製品化に至ったもの。
《YI》
提供:フィスコ