ソフトバンクGが4日続落、アーム株の売出価格割れで慎重姿勢強まる
ソフトバンクグループ<9984>は4日続落した。21日の米国市場で、同社傘下の英半導体設計アーム・ホールディングス<ARM>が売られ、売出価格である51ドルを一時下回る場面があった。20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を受け、金融市場では米連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派的な姿勢を示したとの受け止めが広がっている。21日も米国市場では金利に上昇圧力が掛かり、グロース株を敬遠する傾向が強まった。半導体株への逆風が強まるなか、アーム株の下落を嫌気した売りがソフトバンクG株の重荷となっている。もっとも、ソフトバンクGの株価は日足のボリンジャーバンドのマイナス3シグマ近辺まで調整した後、押し目買いが入り下げ渋った。
出所:MINKABU PRESS
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