<注目銘柄>=ストリームM、ジャニーズ問題で商機の思惑も
ストリームメディアコーポレーション<4772>の反騰劇に期待したい。同社は韓国の芸能事務所大手であるSMエンターテインメントの傘下にあり、韓流エンタメ関連のコンテンツ配信とともに、所属アーティストの日本におけるマネージメント業務を手掛けている。23年12月期は売上高で前期比31.0%増の92億7300万円、最終損益で7000万円の黒字(前期は3億300万円の赤字)を計画する。
コロナ禍を経て大型コンサートの開催などが可能となり、同社の業績は回復基調が鮮明となっている。東方神起は2月から約3年半ぶりのコンサートツアーを開始。合計で約30万人を動員したという。更に、所属アーティストのYUTAがテレビ東京系のドラマ「クールドジ男子」で主演を務め、活動領域は着実に広がっている。ジャニーズ事務所に所属するタレントについて、テレビコマーシャルや広告に起用するのを取りやめる企業の動きが相次ぐなか、他の芸能事務所の所属タレントを活用しようという流れは、ストリームMの事業にもプラス要因となると考えられる。
株価は足もとでは買い疲れ感も出ているが、200日移動平均線は右肩上がりとなっている。ボリンジャーバンドのプラス1シグマに沿ったバンドウオークを続ける形で、下値を切り上げる展開も想定できるだろう。(碧)
出所:MINKABU PRESS
コロナ禍を経て大型コンサートの開催などが可能となり、同社の業績は回復基調が鮮明となっている。東方神起は2月から約3年半ぶりのコンサートツアーを開始。合計で約30万人を動員したという。更に、所属アーティストのYUTAがテレビ東京系のドラマ「クールドジ男子」で主演を務め、活動領域は着実に広がっている。ジャニーズ事務所に所属するタレントについて、テレビコマーシャルや広告に起用するのを取りやめる企業の動きが相次ぐなか、他の芸能事務所の所属タレントを活用しようという流れは、ストリームMの事業にもプラス要因となると考えられる。
株価は足もとでは買い疲れ感も出ているが、200日移動平均線は右肩上がりとなっている。ボリンジャーバンドのプラス1シグマに沿ったバンドウオークを続ける形で、下値を切り上げる展開も想定できるだろう。(碧)
出所:MINKABU PRESS