パレモ・HDは軟調、24年2月期は盛夏物好調で営業利益増額修正
パレモ・ホールディングス<2778>が軟調な値動き。婦人用アパレルと雑貨類を販売するが、ウィズコロナ環境でのリオープン(経済再開)を追い風に足もとの業績は会社側の想定を上回って推移している。19日取引終了後、24年2月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来見通しの6億3500万円から6億5000万円(前期比23%増)に増額した。経済活動の活発化を背景に国内のアパレル需要が増加、特に7、8月は気温が例年以上に上昇したことで、盛夏物が好調に売り上げを伸ばし収益に貢献した。株価は7月下旬以降一貫して下値を切り上げてきたが、目先材料出尽くし感から売りに押されている。
出所:MINKABU PRESS
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