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株価指数先物【引け後】 FOMCが相場の転換点となるか


大阪12月限
日経225先物 33280 +300 (+0.90%)
TOPIX先物 2405.5 +20.5 (+0.85%)

 日経225先物(12月限)は前日比300円高の3万3280円で取引を終了。寄り付きはシカゴ日経平均先物清算値(3万3180円)を上回り、3万3230円と8月高値にツラ合わせして始まった。寄り付き直後に付けた3万3180円を安値にリバウンドを強め、ほどなくして8月高値を明確に上放れた。前場中盤にかけて3万3330円とボリンジャーバンドの+2σ水準まで買われ、その後利食いが見られたものの、8月高値水準での底堅さが意識され、前引け直後に3万3450円まで上げ幅を広げた。後場は3万3400円処での上値の重さが意識されるなか、週末要因から持ち高調整の動きも入り、3万3280円で取引を終えた。

 日経225先物は前引け直後に3万3450円まで買われた後は、ボリンジャーバンドの+2σ水準での攻防となった。バンドは拡大傾向を見せているため、現段階では3万3400円を上回る水準に位置している。一方で、8月の戻り高値水準を上回ったことで、次のターゲットは7月高値の3万3570円となる。連日の大幅高により短期的な過熱感が警戒されやすいものの、日経平均株価の9月SQ値突破で需給状況は一変しており、ショートからのエントリーは避けておきたいところだろう。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)および日銀の金融政策決定会合の結果を受け、トレンドが一段と強まる展開を想定しておきたい。

 来週の18日は祝日で休場になることから、本日は持ち高調整に伴うショートカバーが入ったとみられる。東証プライム市場の売買高は23億9000万株ほどに膨れており、先週末のメジャーSQ時の売買高を大きく上回り、7月28日以来の大商いとなった。この時は7月のFOMC通過後の米株高が材料視され、日経平均株価はその後8月1日に3万3488円まで上昇した。来週のFOMCも相場の転換点となる可能性があるため、ややロングに傾きやすいだろう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.83倍に上昇した。東京エレクトロン <8035> [東証P]やソフトバンクグループ <9984> [東証P]、KDDI <9433> [東証P]などが日経平均株価を牽引した。業種別指数では銀行の弱さが目立っており、イベント前のリバランスの動きであろう。FOMC、日銀会合が通過した後は、NTショートを巻き戻す動きが強まる場面がありそうだ。

 手口面では、日経225先物はバークレイズ証券が2153枚、ゴールドマン証券が1207枚、ソシエテジェネラル証券が784枚、ドイツ証券が748枚、みずほ証券が728枚の買い越しに対して、大和証券が2258枚、野村証券が1332枚、SMBC日興証券が875枚、三菱UFJ証券が610枚、BNPパリバ証券が317枚の売り越しだった。

 TOPIX先物はバークレイズ証券が2803枚、みずほ証券が1194枚、ビーオブエー証券が1084枚、ABNクリアリン証券が597枚、ドイツ証券が461枚の買い越しに対して、BNPパリバ証券が2329枚、SMBC日興証券が2096枚、モルガンMUFG証券が755枚、三菱UFJ証券が600枚、シティグループ証券が513枚の売り越しだった。

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