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今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドルは底堅い動きを保つ可能性


14日のドル・円は、東京市場では147円46銭から147円02銭まで反落。欧米市場では147円56銭まで買われた後、一時147円02銭まで反落したが、147円48銭で取引終了。本日15日のドル・円は主に147円台で推移か。米長期金利の下げ渋りや原油高を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

欧州中央銀行(ECB)は14日開催の理事会で、主要政策金利を0.25ポイント引き上げることを決定した。ただし、声明では「主要政策金利はインフレ率の目標回帰に多大な寄与をするとみられる水準に到達」との見解が提示されており、利上げは今回で終了との見方が広がった。ラガルドECB総裁は会見で「政策金利がピークに達しているとは言えない」と述べたが、「現行の利上げサイクルが以前よりも迅速に資金調達状況に波及しているという証拠がある」、「金融引き締めは不動産セクター全体を困難な状況に陥らせている要因の一つとなっている」と指摘しており、これ以上の利上げはユーロ圏経済に悪影響を及ぼす可能性があることを示唆した。ECBはインフレ持続を懸念しているものの、ユーロ圏経済の成長鈍化のリスクもあることから、金融政策の運営などについて難しい判断を迫られそうだ。

《CS》

 提供:フィスコ

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