東京為替：ドル・円は大幅安、早朝から円買い継続で

11日の東京市場でドル・円は大幅安。週末掲載された日銀総裁インタビューで今後の緩和修正を見込んだ円買いが先行し、窓を空けて取引開始。早朝はドル買戻しで147円28銭まで上昇後は日本の金利高で円買いが再開し、午後は145円90銭まで値を下げた。
・ユーロ・円は157円73銭から156円59銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0708ドルから1.0741ドルまで値を上げた。
・17時時点：ドル・円146円10-20銭、ユーロ・円156円70-80銭
・日経平均株価：始値32,690.54円、高値32,746.14円、安値32,391.69円、終値32,467.76円（前日比139.08円安）
【経済指標】
・日・8月マネーストックM3：前年比+1.9％（7月： +1.9％）
【要人発言】
・松野官房長官
「金利高、住宅ローン金利など家計への負担含め注視」
・植田日銀総裁
「賃金上昇を伴う持続的な物価上昇に確信を持つ時期になれば、マイナス金利解除を含めいろいろな選択肢がある」（報道）

《TY》

　提供：フィスコ