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ダウ平均は小反発もナスダックは大幅安 本日もアップルに売り強まる=米国株前半

NY株式7日(NY時間13:25)
ダウ平均   34530.89(+87.70 +0.25%)
ナスダック   13735.38(-137.09 -0.99%)
CME日経平均先物 32685(大証終比:-85 -0.26%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小反発。一方、ナスダックは大幅安となっている。FRBの金融政策の行方や年内の追加利上げに対する懸念が再燃している。

 FRBが追加利上げを正当化するために、最近の強い米経済指標を利用するのではないかという懸念が高まっているようだ。この日発表の米新規失業保険申請件数も労働市場の強さを示し、米国債利回りが一時上昇に転じた。利回り上昇がIT・ハイテク株を圧迫しており、ナスダックはきょうも大幅安。

 一部からは「足元の米経済指標を見る限り、FRBは今月のFOMCでタカ派的なポーズを取る可能性が高い」との指摘が出ている。「投資家はまだ市場で機会をうかがうべきだが、波乱含みの展開になるかもしれない」とも述べていた。

 短期金融市場では9月FOMCは90%超の確率で据え置きを見込んでいるものの、11月FOMCでの追加利上げの期待は40%を超えている状況。

 本日もアップル<AAPL>に売りが強まっていることも圧迫。前日は中国の政府機関がアイフォーンを始めとする外国ブランドのデバイスを職場で使用することを禁じているとの報道が嫌気されていたが、本日も中国が機微な内容を扱う部門を対象としている使用禁止を拡大し、政府系機関や国有企業への適用も計画しているとの報道が伝わっている。

 エヌビディア<NVDA>も下落。特に悪材料は見当たらないが、ここ数年、9月の同社株は芳しくなく、昨年は20%、2021年には7.5%月間で下落していた。「同社はコンピューターサイエンスの革命に乗っているかもしれないが、株価については市場の妄想の典型的な物語だ」との指摘も出ていた。

アップル<AAPL> 176.54(-6.37 -3.48%)
マイクロソフト<MSFT> 330.64(-2.24 -0.67%)
アマゾン<AMZN> 137.10(+1.74 +1.29%)
アルファベットC<GOOG> 136.15(+0.78 +0.58%)
テスラ<TSLA> 250.81(-1.11 -0.44%)
メタ・プラットフォームズ<META> 298.82(-0.36 -0.12%)
AMD<AMD> 106.67(-2.61 -2.39%)
エヌビディア<NVDA> 456.87(-13.74 -2.92%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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