ベルシステム24ホールディングス---データマーケティングのシンカー社を子会社化
ベルシステム24ホールディングス <6183>は 1日、データマーケティング専門のシンカー社の株式70%を取得し、マーケティングBPO事業で協力を拡大することを発表。
この買収により、ベルシステム24グループは中期経営計画2025の一環として、コンタクトセンターで蓄積される顧客の声(VOC)とその他の顧客接点データを活用し、最適な顧客体験(CX)を一貫して実現する「マーケティングBPO」を推進する方針。
この動きは、2023年6月に施行された改正電気通信事業法でのCookie規制などを受け、1stパーティーデータやVOCの活用が見直されている現状に対応するもの。主な取り組みとしては、データマーケティング領域での一気通貫でのBPO体制の構築、AI予測モデルの開発、そしてデータエンジニアやデータアナリストなど専門スキルを持つデジタル人材の育成。
ベルシステム24ホールディングスは2027年度末までに、マーケティングBPO事業として、100億円の売上創出を目指し、今回のシンカー社との連携により、データを活用した顧客対応がより高度化、売上創出に寄与すると見られる。
《SO》
提供:フィスコ