個人投資家・有限亭玉介:中小型株が躍動か!?今夏~秋に期待のテーマと注目個別株【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年8月28日10時に執筆
お盆が明けても猛暑が続いております。中国リスクや米金利の行方、日本国内ではインフレによる消費の落ち込みなどマクロ的な外部環境はあまり良くありませんねぇ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
中国経済が崩壊したら世界経済はどのように変化するのか…どれほどの影響力があるのかも、あくまで皮算用の範疇を出ませんねぇ。どのような手段で習近平国家主席が立て直しを図るのかわかりませんが、このショックに警戒しつつ、対応できる準備はしておきたいもんですな。
日米両国にとっても最大規模の貿易相手である中国が不況に陥るとタダでは済みませんので、日米が足並みを揃えて何かしら対応をするのか注視しております。自暴自棄になった中国が台湾有事へ向けて動きを早める可能性など、想像もしたくないですな。米国には是非ともソフトランディングをして、好景気を維持してもらいたいです。
米国の金利やインフレが落ち着いたと思えば、欧州の金利上昇による景気不安が広がり始めました。特に英国の住宅ローン急上昇に伴う景気後退が懸念されています。海外と比較してみると、日本の金利はまだ低水準でインフレに関しても景気拡大へ向かえる許容範囲ではあるのですが、海外の景気が悪化すれば日本株は下がってしまいますからねぇ。
夏枯れで枯れ過ぎた日経平均は8月21日~24日まで好調かと思えば、25日に暴落しました。米エヌビディアの好決算に刺激される形でハイテク株・グロース株の復調の兆しが芽吹いてるようにも見えます。リスクを数えればキリがないですが、EVやAI、半導体など物色される銘柄はありますので見逃さないようにしたいですな。
さて、まずは不動産テック関連として不動産管理業界向けのソリューションを提供するスマサポ<9342>です。8月9日の決算は下方修正ではありましたが、あくまで大東建託<1878>グループ傘下へのサービス開始が遅れた為としてすぐに買い戻す動きに。その後の同月23日にリクルートHD<6098>傘下のリクルートとの業務提携を発表すると急動意してきています。「不動産テック」という成長市場ゆえに、今後も注目です。
直近IPOからは、ジーデップ・アドバンス<5885>がエヌビディア製のプロフェッショナルグラフィックスカードを受注開始するとの発表が好感されました。オーダーメイド型カスタムAIを提供するLaboro.AI<5586>も8月14日の好決算から下値を切り返しております。一度落ち着いたAI関連が、改めて物色されるか監視中です。
パワー半導体関連として物色されているタツモ<6266>は、直近で年初来高値を更新すると3000円の大台を突破しました。さらに8月14日の決算発表を機に底値から反発したミナトHD<6862>も半導体関連としてチェックしておりますが、どちらも底強い上昇トレンドがありますな。
モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」の運営をするINFORICH<9338>は、中期経営計画が好感されて短期資金が流入した模様。年初来高値を更新後にどこまで下値を切り上げるか監視中です。上値追いの展開が継続するか…ですな。
IT系に強みを持つ求人サイト「Green」が主力のアトラエ<6194>は、IT系人材の需要拡大に伴い売上を伸ばしております。昨年より長期で下落基調でしたが、ここに来て25日線・75日線を上抜いてトレンド転換へ向かうか注目です。
最後はネット決済代行サービスを展開するロボペイ<4374>です。業績好調に加えて「請求管理ロボ」の引き合いが増えている同社は、インボイス制度関連としても思惑がありますな。チャートは底値圏から浮上してきており、今後さらに強含むかとチェック中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《TY》
提供:フィスコ