ヘッドウォがS安ウリ気配、エンジニア単価高騰・不採算案件対応で4~6月期営業赤字
ヘッドウォータース<4011>がストップ安の水準となる前営業日比3000円安の8190円でウリ気配となった。14日の取引終了後に発表した23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比79.3%増の11億5800万円、最終損益が3000万円の黒字(前年同期は800万円の赤字)となった。直近3カ月間の4~6月期は、売上高が前四半期(1~3月)を下回り、営業赤字に転落。業績のモメンタム鈍化を警戒した売りが膨らんだ。不採算案件の対応に伴う営業機会損失の発生が売上高の鈍化につながった。パートナーの活用を進めるなかで、エンジニアの単価高騰が重なり粗利益率が低下した。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS