ポラリス・ホールディングス---2024年3月期業績予想の修正
ポラリス・ホールディングス<3010>は10日、最近の業績の動向及び今後の見通し等を踏まえ、2024年3月期通期(2023年4月-2024 年3月)の連結業績予想の修正を発表。
売上高は前回予想比75.0%増の210.00億円、営業利益は同2.408倍の27.26億円、経常利益は前回予想より20.34億円増の21.34億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同17.40億円増のの17.80億円、1株当たり四半期純利益は14円56銭円に修正した。
前回発表予想に対し、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益をそれぞれ大幅に上方修正した。これは、同社連結子会社である天神ホテル管理による販売用不動産2物件の売却の影響を考慮したことによるとしている。同社グループの主力事業であるホテル事業は、運営ホテル数の増加に加え、既存運営ホテルの稼働率及び客室単価が好調に推移するものと見込まれることから、売上高及び営業利益は当初予想を大幅に上回る見込みである。一方、運営ホテル数の増加に伴う人件費等の増加や売却を行うホテル2物件に係る新たな賃貸借契約の締結による支払賃料の増加等による営業費用の増加が見込まれるほか、海外ホテル事業における今後の採算性の低い一部の借地契約解除に伴い発生するおそれのある一時的な損失も見込まれており、これらの影響についても今回の連結修正業績予想に反映している。
《YI》
提供:フィスコ