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外為サマリー:一時145円20銭台に上昇、時間外の米金利上昇が支援材料

 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=144円99銭前後と10日の午後5時時点に比べて1円20銭弱のドル高・円安となっている。

 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円96銭前後と前日に比べて20銭程度のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された米7月卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回ったことを受け、一時145円00銭まで上伸した。

 米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化が意識されるなか、この日の東京市場のドル円相場も堅調な展開となっている。時間外取引で米長期金利が一段と上昇していることから日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが入りやすく、午前9時30分ごろには145円21銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0937ドル前後と10日の午後5時時点に比べて0.0070ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=158円58銭前後と同30銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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