新晃工業---1Qは2ケタの増収増益、日本が2ケタ増収・大幅増益に
新晃工業<6458>は8日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比24.5%増の98.79億円、営業利益が同112.3%増の9.27億円、経常利益が同68.0%増の11.28億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同61.1%増の7.57億円となった。
日本について、売上高は前年同期比18.0%増の83.83億円、セグメント利益は同122.8%増の9.04億円となった。建設投資の回復が見られるなか、機器販売のほか空調工事の受注拡大に努めた。
アジアについて、売上高は前年同期比79.6%増の15.00億円、セグメント利益は同22.9%減の0.13億円となった。中国では、景気は持ち直しの動きがみられるものの、固定資産投資はこのところ伸びが低下している。このなかで、新型コロナウイルス感染症の影響を受け前期からの納期ずれが発生した。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.8%増の465.00億円、営業利益が同5.0%増の63.00億円、経常利益が同2.4%増の67.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.9%増の46.00億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ