レーザーテク、ソシオネクスなど下値探る、中国への規制強化を背景とした米半導体株安に追随
レーザーテック<6920>が断トツの売買代金をこなしながらも株価は4日ぶりに反落したほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置の主力銘柄が揃って下値を探る展開。また、SoC(システム・オン・チップ)設計のソシオネクスト<6526>も軟調な値動きを強いられている。前日の米国株市場では画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディア<NVDA>が4.7%安と大幅安に売られ、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も1.9%安とナスダック総合株価指数を下落率で大きく上回った。米政府による先端半導体の中国への投資規制が強化されるなか、その影響を警戒する動きが出ている。東京市場でもこの流れに追随する形で関連株に売りがかさむ状況にある。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS