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2122 インタースペース

東証S
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インタースペース---3Qは増収、インターネット広告事業とメディア運営事業いずれも増収に


インタースペース<2122>は8日、2023年9月期第3四半期(22年10月-23年6月)連結業績を発表した。売上高が前年同期比4.8%増の55.27億円、営業利益が同15.3%減の6.82億円、経常利益が同24.5%減の7.51億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同22.6%減の4.77億円となった。

インターネット広告事業の売上高は前年同期比2.7%増の34.64億円、セグメント利益は同6.5%減の4.50億円となった。主力のアフィリエイトサービス「アクセストレード」においては、通信サービスや恋活などの広告需要を取り込んだものの、広告主の広告予算抑制に伴い、金融分野の暗号資産関連は伸び悩んだ。一方、海外事業では、現地メディアパートナーの新規開拓に注力した結果、登録メディアパートナー数は168万まで成長した。また、店舗向けアフィリエイトサービス「ストアフロントアフィリエイト」においては、既存のストック収益を順調に積み上げたほか、2023年1月にリリースした「ポケットバックアップ」の販売チャネルを拡大し、ユーザー獲得に注力した。さらに、2023年4月に事業取得したWebサイト改善ツール「賢瓦」は、機能改善に注力したほか、ユーザーの獲得を図るためのプロモーションを実施した。

メディア運営事業の売上高は前年同期比8.5%増の20.63億円、セグメント利益は同28.3%減の2.31億円となった。主力の「ママスタ」においては、記事コンテンツの充実を図ったほか、行政と子育て世帯の架け橋となるため、行政に関する情報発信も積極的に行った。一方で、広告表示の規制および広告単価下落の影響により収益は減少した。学習塾の検索サイト「塾シル」においては、ターゲットを絞った営業活動に注力した結果、有料掲載教室数が1万教室を突破した。さらに、連結子会社のTAG STUDIO社では、求人メディアを中心に収益は好調に推移した。

2023年9月期通期の業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比1.1%増(前回予想比2.7%減)の72.00億円、営業利益が同32.6%減(同34.5%減)の7.20億円、経常利益が同38.1%減(同33.3%減)の8.00億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同9.5%減(同33.8%減)の5.10億円としている。

《SO》

 提供:フィスコ

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