大阪ソーダはストップ高カイ気配、業績悪織り込み済みで空売り買い戻しが意外高を演出
大阪ソーダ<4046>がストップ高となる1000円高は6650円でカイ気配に張り付いている。基礎化学品・機能化学品メーカーで、エポキシ樹脂原料では業界トップシェアを誇る。8日取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(23年4~6月)決算は営業利益が前年同期比46%減の28億700万円と大幅減益となった。工場の製造設備不具合などの影響がトップラインを減少させ利益の押し下げ圧力となっているが、一方で製品価格の上昇が収益を下支えしている。市場では「足もとの業績悪は事前に織り込みが進んでいたが、上期計画に対する進捗率をみる限り思ったより悪くないことが判明した。株式需給面では一部外資系証券経由の(貸株調達に伴う)空売りがかさんでおり、品薄株ということもあってこのショートカバーが株価に押し上げ圧力をもたらしている」(ネット証券マーケットアナリスト)としている。
出所:MINKABU PRESS
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