<動意株・8日>(大引け)=サカタINX、あらた、イトーキなど
サカタインクス<4633>=後場急伸し年初来高値更新。午後1時ごろ、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、売上高が従来予想の1090億円から1101億5100万円(前年同期比6.4%増)へ、営業利益が39億円から50億4500万円(同2.5倍)へ、純利益が30億円から38億1200万円(同58.8%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視されている。販売価格の改定が進んだことに加えて、為替が円安で推移したことなどが要因。また、海外で主要原材料の価格推移が想定を下回ったことや、機能性材料が比較的好調に推移したことも利益の増加に寄与した。
あらた<2733>=上昇加速で新値追い。同社は7日取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比26.8%増の43億4700万円となり、上半期計画68億円に対する進捗率は63.9%となった。売上高は同6.9%増の2352億3900万円で着地。人流増加やインバウンド需要の高まりを背景に、コスメなどの売り上げが増えたことが寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。
イトーキ<7972>=大幅高で年初来高値を更新。7日の取引終了後に23年12月期業績予想の修正を発表し、営業利益を65億円から75億円(前期比63.7%増)へ引き上げた。あわせて増配も発表しており、これらを好感した買いが集まっている。構造改革プロジェクトの改革・改善活動を背景とした売上総利益率の改善効果が想定以上に順調なことが利益を押し上げる。売上高は従来予想(同5.4%増の1300億円)を据え置いた。配当予想については25円から32円(前期37円)に増額した。同時に発表した1~6月期(上期)決算は、売上高が681億9000万円(前年同期比7.0%増)、営業利益が70億200万円(同60.2%増)だった。リニューアル案件やオフィス移転などを中心に好調だった。
クルーズ<2138>=ストップ高。7日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、最終利益が前年同期比2.3倍の3億9300万円となった。ゲームと金融が融合した「GameFi」に関連する事業が大幅な営業増益となっており、ブロックチェーンゲーム領域での成長を期待した資金が流入したようだ。4~6月期の売上高は同7.1%減の34億3200万円だった。EC事業が減収となったほか、広告代理店事業の大口取引先との受託業務契約終了も響いた。GameFi事業の第1弾のゲームプロジェクトとして5月にリリースした「PROJECT XENO」は個別の収益は非開示としながらも、同事業への初めてのチャレンジとしては一定の手ごたえがあるとし、今後も大きく伸びる可能性があるとした。
昭和産業<2004>=上げ足強め年初来高値更新。同社は7日取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比82.5%増の33億1300万円となり、通期計画75億円に対する進捗率が44%超に達したことが好感されているようだ。売上高は同11.3%増の897億9900万円で着地。主力の食品事業が増収増益となったことが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
日本ラッド<4736>=物色の矛先向かいストップ高。同社は7日取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の単独決算を発表。営業損益が8000万円の黒字(前年同期は3400万円の赤字)に浮上した。売上高は前年同期比25.7%増の9億3700万円となった。エンタープライズソリューション事業は、ソフトウェア面での競争力強化ニーズが引き続き強く、各業種向けの派遣常駐型システム開発及び受託請負型システム開発案件においては、既存大型顧客からの増員要望や開発案件の増加により受注が拡大。IoTインテグレーション事業のインダストリアルIoT分野及び医療IoT分野では、既存顧客及び新規顧客からの受注が好調だった。なお、通期業績予想については従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
あらた<2733>=上昇加速で新値追い。同社は7日取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比26.8%増の43億4700万円となり、上半期計画68億円に対する進捗率は63.9%となった。売上高は同6.9%増の2352億3900万円で着地。人流増加やインバウンド需要の高まりを背景に、コスメなどの売り上げが増えたことが寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。
イトーキ<7972>=大幅高で年初来高値を更新。7日の取引終了後に23年12月期業績予想の修正を発表し、営業利益を65億円から75億円(前期比63.7%増)へ引き上げた。あわせて増配も発表しており、これらを好感した買いが集まっている。構造改革プロジェクトの改革・改善活動を背景とした売上総利益率の改善効果が想定以上に順調なことが利益を押し上げる。売上高は従来予想(同5.4%増の1300億円)を据え置いた。配当予想については25円から32円(前期37円)に増額した。同時に発表した1~6月期(上期)決算は、売上高が681億9000万円(前年同期比7.0%増)、営業利益が70億200万円(同60.2%増)だった。リニューアル案件やオフィス移転などを中心に好調だった。
クルーズ<2138>=ストップ高。7日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、最終利益が前年同期比2.3倍の3億9300万円となった。ゲームと金融が融合した「GameFi」に関連する事業が大幅な営業増益となっており、ブロックチェーンゲーム領域での成長を期待した資金が流入したようだ。4~6月期の売上高は同7.1%減の34億3200万円だった。EC事業が減収となったほか、広告代理店事業の大口取引先との受託業務契約終了も響いた。GameFi事業の第1弾のゲームプロジェクトとして5月にリリースした「PROJECT XENO」は個別の収益は非開示としながらも、同事業への初めてのチャレンジとしては一定の手ごたえがあるとし、今後も大きく伸びる可能性があるとした。
昭和産業<2004>=上げ足強め年初来高値更新。同社は7日取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比82.5%増の33億1300万円となり、通期計画75億円に対する進捗率が44%超に達したことが好感されているようだ。売上高は同11.3%増の897億9900万円で着地。主力の食品事業が増収増益となったことが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
日本ラッド<4736>=物色の矛先向かいストップ高。同社は7日取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の単独決算を発表。営業損益が8000万円の黒字(前年同期は3400万円の赤字)に浮上した。売上高は前年同期比25.7%増の9億3700万円となった。エンタープライズソリューション事業は、ソフトウェア面での競争力強化ニーズが引き続き強く、各業種向けの派遣常駐型システム開発及び受託請負型システム開発案件においては、既存大型顧客からの増員要望や開発案件の増加により受注が拡大。IoTインテグレーション事業のインダストリアルIoT分野及び医療IoT分野では、既存顧客及び新規顧客からの受注が好調だった。なお、通期業績予想については従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS