<注目銘柄>=三社電機、パワー半導体関連の低PBR株
三社電機製作所<6882>の25日移動平均線を絡めたもみ合いは買い向かってみたい。半導体モジュール及び電源デバイスメーカーとして実力を発揮、特にパワー半導体分野での商品競争力の高さは折り紙付きだ。パワー半導体は電気自動車(EV)のほか蓄電池向けで幅広く旺盛な需要があり、同社の活躍余地は中長期的に広がる一方となる。
足もとの業績は好調だ。営業利益は21年3月期以降、急回復歩調をたどっており、24年3月期は前期比23%増の20億円を見込んでいるが、進捗率から一段の上振れが期待される。グロース株の横顔を持ちながらPBRが0.8倍台と低いのも特長であり、収益成長に合わせて増配を続けるなど株主還元に積極的で、バリュー株としての側面も評価される。7月末につけた年初来高値1539円奪回が当面の目標となる。(桂)
出所:MINKABU PRESS
足もとの業績は好調だ。営業利益は21年3月期以降、急回復歩調をたどっており、24年3月期は前期比23%増の20億円を見込んでいるが、進捗率から一段の上振れが期待される。グロース株の横顔を持ちながらPBRが0.8倍台と低いのも特長であり、収益成長に合わせて増配を続けるなど株主還元に積極的で、バリュー株としての側面も評価される。7月末につけた年初来高値1539円奪回が当面の目標となる。(桂)
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