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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米雇用統計後の下げを修正


7日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。前週末の米雇用統計で平均時給の上昇が見直され、141円台では押し目買いが想定される。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め長期化期待は継続し、ドル売りは後退しそうだ。

前週末に発表された米雇用統計は強弱まちまちで、非農業部門雇用者数は上昇幅が縮小し、FRBの引き締め長期化期待は後退。米10年債利回りの低下でドル売り優勢となりユーロ・ドルは1.1040ドル台を回復し、ドル・円は141円台半ばに値を下げた。週明けアジア市場は米長期金利の持ち直しで、ドル売りは後退。また日経平均株価の下げ渋りでドル・円は上昇基調に振れ、クロス円はそれに追随する値動きとなった。

この後の海外市場は米主要経済指標の金融政策への影響が注視される。雇用統計は歴史的な低水準となった失業率や平均時給の上昇が再評価され、目先の引き締め継続を見込んだドル高に振れやすい。また、今週発表の消費者物価指数(CPI)は13カ月ぶりに上向くと予想され、ドル売りを抑制。一方、世界的な株高に振れればリスク選好の円売りが見込まれる。ただ、ドル・円は日本の為替介入が警戒され、円売りは縮小しよう。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 ボスティック米アトランタ連銀総裁オンラインあいさつ(Fedリッスンズ)
・21:30 ボウマン米FRB理事パネル討論司会(Fedリッスンズ)
・04:00 米・6月消費者信用残高(予想:+135.00億ドル、5月:+72.40億ドル)

《CS》

 提供:フィスコ

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