日触媒が切り返し急、上期営業益予想の上方修正をポジティブ視
日本触媒<4114>が切り返し急。この日、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、上期(4~9月)の業績予想を見直した。営業利益はこれまでの80億円から100億円(前年同期比42.3%減)に見通しを引き上げており、これをポジティブに受け止めた買いが入ったようだ。
上期の売上高の見通しは2050億円から1900億円(同13.5%減)に引き下げた。生産・販売数量の減少や、原料価格の下落に伴う在庫評価差損の発生を見込む半面、円安の進行などを背景に、交易条件は改善。スプレッドの拡大を予想する。もっとも海外市況や原料価格など先行きには不透明な要素が多いとして、通期の業績予想は据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
上期の売上高の見通しは2050億円から1900億円(同13.5%減)に引き下げた。生産・販売数量の減少や、原料価格の下落に伴う在庫評価差損の発生を見込む半面、円安の進行などを背景に、交易条件は改善。スプレッドの拡大を予想する。もっとも海外市況や原料価格など先行きには不透明な要素が多いとして、通期の業績予想は据え置いた。
出所:MINKABU PRESS