AIAIグループ---1Q増収・営業利益および純利益が黒字化、新規開園した施設及び既存施設での園児受入が寄与し売上高増

AIAIグループ<6557>は1日、2024年3月期第1四半期（23年4月-6月）連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.2%増の27.85億円、営業利益が0.23億円（前年同期は3.19億円の損失）、経常損失が0.03億円（同3.37億円の損失）、四半期純利益が0.12億円（同2.68億円の損失）となった。

同社グループは、東京都、千葉県、神奈川県及び大阪府で認可保育所（AIAI NURSERY）と児童発達支援、放課後等デイサービス及び保育所等訪問支援を提供する多機能型事業所（AIAI PLUS)を主な業態として運営し、このエリアでは、「保育」と「療育」と「教育」の3つの「育」を一体的に提供する「AIAI三育圏」を展開している。

当第1四半期末の運営施設数については、認可保育所4施設を新規に開設し、1施設を既存施設の定員数を拡大し移転した。これにより、同社グループは当第1四半期末時点で認可保育所86施設（東京都30施設、神奈川県3施設、千葉県42施設、大阪府11施設）、多機能型事業所17施設、サービス付き高齢者向け住宅1施設、住宅型有料老人ホーム1施設、生活介護施設1施設の計106施設を営んでいる。 売上においては、2023年4月に新規開園した施設及び既存施設での園児受入が寄与し増収となった。新規開園に伴う一過性の関連費用が発生したものの、コストコントロールの徹底等により営業利益の黒字化を達成した。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.4%増の113.00億円、営業利益が同147.8%増の2.00億円、経常利益が同15.4%減の3.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が2.00億円とする期初計画を据え置いている。

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　提供：フィスコ