三菱UFJなどメガバンクは軟調、三井住友FGとみずほFGの決算は明暗分ける形に
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクは弱含み推移となっている。三菱UFJはきょう引け後に23年4~6月期決算発表を控えるが、残り2社は前日に発表済み。三井住友FGの4~6月期最終利益は前年同期比2%減でみずほFGは同54%増益と明暗を分けた形だが、前者は与信関係のコスト増、後者は与信関係費用の戻り益が反映された。足もと売り優勢ながら、日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)運用の柔軟化決定で、収益環境改善への期待が株価の支えとなっている。
出所:MINKABU PRESS
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