アートネイチャー---1Q増収、全てのセグメントで売上高が増加
アートネイチャー<7823>は28日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.8%増の106.07億円、営業利益が同11.6%減の10.83億円、経常利益が同12.2%減の11.06億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.4%減の6.92億円となった。なお、通期計画に対して、営業利益以下の利益項目が約3割ほど進捗した。
同社では、本年度を初年度とする中期経営計画「アートネイチャーAdvanceプラン」を策定し、将来見通しが不確実な中、同社グループの強みを活かして、さまざまな課題に挑戦し、業績や毛髪業界シェアを伸長させるとともに、新領域の事業を獲得し拡充することで、「次代を切り拓くアートネイチャー」に飛躍させるべく、事業活動を実施してきた。
男性向け売上高については、顧客定着策の推進等を実施した結果、前年同期比1.3%増の54.66億円となった。
女性向け売上高については、来店顧客数の増加等により同1.3%増の36.08億円となった。
女性向け既製品売上高については、入居する商業施設の来店客数増加による販売数の増加等により同13.0%増の12.12億円となった。
2024年3月期通期については、売上高が前期比3.6%増の447.63億円、営業利益が同4.8%増の37.43億円、経常利益が同8.1%増の38.21億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.2%増の21.40億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ