都築電が後場急上昇、第1四半期営業損益の大幅黒字転換と株主優待制度の拡充を好感
都築電気<8157>が後場急上昇している。午後0時30分に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高281億2800万円(前年同期比14.3%増)、営業利益6億9800万円(前年同期2億200万円の赤字)、最終利益4億4800万円(同1億4700万円の赤字)となり、営業損益が大幅に黒字転換したことが好感されている。
前期受注分をはじめとして機器及びサービスが順調に売り上がった情報ネットワークソリューションサービス事業が黒字転換したことに加えて、電子デバイス事業で主力市場であるFA・産業機器・車載機器の顧客の生産が順調に進み、半導体をはじめとする電子部品や脱炭素・省エネに関わるパワー半導体の販売が堅調に推移したことが寄与した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高1265億円(前期比2.1%増)、営業利益53億円(同3.6%増)、最終利益44億5000万円(同26.4%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に株主優待制度を拡充すると発表しており、これも好材料視されている。現行制度では100株以上1000株未満保有の株主に対して1000円相当、1000株以上保有の株主に3000円相当の商品を贈呈していたが、これに保有株数300株以上1000株未満の株主の区分や3年以上保有の長期保有特典を加え、更に選択商品にクオカードを追加。23年9月末時点の株主からは保有株数と保有期間に応じて1000円相当から6000円相当の商品またはクオカードを贈呈するとしている。
出所:MINKABU PRESS
前期受注分をはじめとして機器及びサービスが順調に売り上がった情報ネットワークソリューションサービス事業が黒字転換したことに加えて、電子デバイス事業で主力市場であるFA・産業機器・車載機器の顧客の生産が順調に進み、半導体をはじめとする電子部品や脱炭素・省エネに関わるパワー半導体の販売が堅調に推移したことが寄与した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高1265億円(前期比2.1%増)、営業利益53億円(同3.6%増)、最終利益44億5000万円(同26.4%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に株主優待制度を拡充すると発表しており、これも好材料視されている。現行制度では100株以上1000株未満保有の株主に対して1000円相当、1000株以上保有の株主に3000円相当の商品を贈呈していたが、これに保有株数300株以上1000株未満の株主の区分や3年以上保有の長期保有特典を加え、更に選択商品にクオカードを追加。23年9月末時点の株主からは保有株数と保有期間に応じて1000円相当から6000円相当の商品またはクオカードを贈呈するとしている。
出所:MINKABU PRESS