ヒガシトゥエンティワン---1Qは2ケタ増収増益、ロジスティクスセンター開設やオフィス移転事業の拡大に加え子会社連結寄与
ヒガシトゥエンティワン<9029>は28日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.1%増の98.32億円、営業利益が同25.2%増の5.88億円、経常利益が同25.8%増の6.35億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同15.3%増の3.70億円となった。
物流業界においては、企業の設備投資や生産等活動の持ち直しやネット通販市場の引続きの拡大傾向が見られるなど、物流需要は堅調に推移しているものの、緊迫したウクライナ情勢の長期化、不安定な為替動向や欧米経済の減速、エネルギー価格・商品価格の高騰など、依然として今後の経営環境への影響が不透明な状況にある。
当第1四半期の業績については、大手EC向け業務の流山ロジスティクスセンター・鳴尾浜ロジスティクスセンター・北大阪ロジスティクスセンターを開設したことに加え、オフィス移転事業の拡大や、2022年10月より株式会社旅人の新規連結を開始したことなどにより、大幅な増収増益となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.4%増の360.00億円、営業利益が同4.8%増の20.00億円、経常利益が同3.6%増の21.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.1%増の13.20億円とする期初計画を据え置いている。
《YI》
提供:フィスコ