GMOアドパートナーズ---「GMO MediaDirect(メディアダイレクト)」を提供開始
GMOアドパートナーズ<4784>は26日、連結会社で、アドテクノロジー事業、メディアセールス事業等を展開するGMOアドマーケティングが、インターネットメディア各社が独自に提供する運用型広告プラットフォームをトレーディングデスク形式で運用する「GMO MediaDirect」の提供を開始したことを発表した。
「GMO MediaDirect」は、様々な媒体が独自で設定している広告プラットフォームの広告運用を、アドネットワークやDSPを通すことなく一括で請け負うサービス。同社によれば、大手広告配信プラットフォームの運用だけでは確保しづらい広告枠への配信量増加を図ることができるほか、中間事業者を通さないため、入札額を抑えて運用でき、広告運用管理の負担削減と入札額抑制が期待できるという。また、今後より一層ターゲティングが難しくなることが予想される「3rd Party Cookie」でのターゲティングではなく、媒体社が保有する独自の「1st Party Data」でのターゲティングを行うことで、広告効果を最大化する、より精度の高いターゲティングが可能になるという。
GMOアドマーケティングでは、レポートの統合管理や分析の効率化、外部ツールや同社の技術を活用した広告配信の最適化を進めている。今後は、API連携やRPA等の自動運用ツールなどを用いて、広告配信プラットフォームだけでは実現が難しい広告運用手法の追求を行い、効果改善に努めてゆく。
《SI》
提供:フィスコ