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ダウ先物は小幅高 ナスダック100も上昇 今週はFOMCのほか決算目白押し=米国株

米株価指数先物(9月限)(NY時間08:51)
ダウ先物 35428(+30.00 +0.08%)
S&P500 4571.50(+6.75 +0.15%)
ナスダック100先物 15568.00(+28.00 +0.18%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は小幅高で推移しているほか、ナスダック100やS&P500も上昇。先週までダウ平均は10連騰となっており、高値警戒感もあるものの、決算シーズンの中で米株式市場は堅調な値動きを続けている。

 今週は決算発表が目白押しで、アルファベット<GOOG>、マイクロソフト<MSFT>、メタ<META>などの発表が予定されている。ダウ採用銘柄の約40%、S&P500の約30%が今週発表を行う予定。
 
 決算に関しては、いまのところ警戒されていたよりはネガティブな反応を見せていない。ただ、先週のテスラ<TSLA>やネットフリックス<NFLX>へのネガティブな反応から、IT・ハイテク株への反応は気掛かりなところではある。

 そして、今週はFOMCの結果発表を控えている。0.25%ポイントの利上げが確実視されており、市場の注目は次回9月以降となる。それに対して何らかのヒントが出るか注目している。市場では、9月FOMCまでにFRBは2カ月分のデータが確認できることから、どちらにもオープンにしておくと見られているようだ。

 なお、本日はナスダック100の特別リバランスが実施され、大型IT・ハイテク株の動向が注目される。ストラテジストからは、今回のリバランスで同指数の寄与度がIT・ハイテク株に集中し過ぎている問題が解決される可能性は低いとの指摘も出ていた。

 米大手証券のストラテジストはS&P500の高バリュエーションは妥当であり、人工知能(AI)の勝ち組に出遅れ組が加わることで、今年はさらに上昇する可能性があると指摘。今年の上昇をけん引した上位7銘柄の高バリュエーションが縮小する可能性は低い。残り493銘柄の株価収益率(PER)が拡大すれば、S&P500企業のPERは21倍まで上昇し、指数は4825に達する可能性があるという。

(NY時間09:01)時間外
アップル<AAPL> 192.65(+0.71 +0.37%)
マイクロソフト<MSFT> 345.83(+2.06 +0.60%)
アマゾン<AMZN> 130.61(+0.61 +0.47%)
アルファベット<GOOG> 121.54(+1.23 +1.02%)
テスラ<TSLA> 256.60(-3.42 -1.32%)
メタ・プラットフォームズ<META> 295.66(+1.40 +0.48%)
AMD<AMD> 111.22(+0.27 +0.24%)
エヌビディア<NVDA> 446.80(+3.71 +0.84%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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