大有機に強気評価、国内有力証券は目標株価3200円に引き上げ
大阪有機化学工業<4187>に強気評価が出ている。岩井コスモ証券は19日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を3000円から3200円に引き上げた。23年11月期第2四半期(22年12月~23年5月)の連結営業利益は前年同期比41.6%減の19億3900万円と減益で着地した。ディスプレイ・半導体などの需要低迷を受けて、化成品事業や電子材料事業で関連製品の販売が低調だった。ただ、同社の今期予想営業利益38億円(前期比36.0%減)に対する進捗率は51%と順調であり、同証券では39億円への上振れを予想。来期は半導体市場が再拡大するとみており、極端紫外線(EUV)レジスト用原料の成長などに期待し同利益は49億円への拡大を見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
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