SFPホールディングス---1Qは2ケタ増収・営業利益が黒字化、全ての部門で売上高が増加
SFPホールディングス<3198>は14日、2024年2月期第1四半期(23年3月-5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比54.7%増の71.56億円、営業利益が5.92億円(前年同期は6.03億円の損失)、経常利益が同53.7%減の6.55億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同56.3%減の4.89億円となった。
同社グループは、引き続き固定費の圧縮に努めるとともに、食材価格の高騰を踏まえたメニュー改定や臨機応変な営業時間の見直し、人材採用の積極化など収益性の改善に向けた取組みを推し進めてきた。また、出店戦略においては、「ネオ大衆酒場」として小型かつ低投資の業態の開発・出店に注力するとともに、注力エリアである地方都市での出店も継続している。
鳥良事業部門の売上高は前年同期比54.6%増の13.42億円となった。「鳥良商店」を1店舗退店し、当第1四半期末現在の店舗数は36店舗となった。
磯丸事業部門の売上高は同56.7%増の43.33億円となった。「磯丸水産」を3店舗退店し、当第1四半期末現在の店舗数は直営101店舗、フランチャイズ15店舗となった。
その他部門の売上高は同53.9%増の10.11億円となった。「五の五」を1店舗出店したほか、「浜焼ドラゴン」1店舗を「五の五」へ業態転換し、当第1四半期末現在の店舗数は28店舗となった。
フードアライアンスメンバー(連結子会社)の売上高は同39.6%増の4.68億円となった。ジョー・スマイルが「前川珈琲レストラン」1店舗を「光の森珈琲」へ業態転換した。また、クルークダイニングが「抹茶館」を1店舗出店したほか、フランチャイズの「からあげセンター」を1店舗退店した。当第1四半期末現在の店舗数はジョー・スマイルが13店舗、株クルークダイニングが14店舗となった。
2024年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.8%増の270.00億円、営業利益が10.00億円、経常利益が同24.2%減の12.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同63.7%増の9.00億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ