テラスカイ---1Qは2ケタ増収、ソリューション事業は売上高・利益ともに順調に増加
テラスカイ<3915>は14日、2024年2月期第1四半期(23年3月-5月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比23.1%増の43.53億円、営業利益は同32.8%減の0.96億円、経常利益は同10.1%減の1.30億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同27.1%減の0.35億円となった。ソリューション事業の売上高は、Salesforceを中心としたクラウドサービスの導入開発案件が増加したことから前年同期比25.6%増の39.93億円となった。セグメント利益(営業利益)は、量子コンピュータ関連の研究開発を行うQuemix、TerraSky(Thailand)Co.,Ltd.(タイ法人)、AIアプリ開発を行うエノキ等に積極的に投資を行いながらも、同22.7%増の5.46億円となった。製品事業は、引き続き「DataSpider Cloud」、「SkyVisualEditor」及び「mitoco(ミトコ)」の契約はいずれも堅調で、各製品でサブスクリプション売上が増加しており、売上高は同1.2%増の4.04億円となった。セグメント損失(営業損失)は、引き続き「mitoco」の新機能開発へ積極投資していることによるコスト増もあり、0.45億円(前年同期は0.13億円の損失)となった。2024年2月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比26.5%増の195.36億円、営業利益は同115.1%増の11.01億円、経常利益は同93.5%増の11.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同113.9%増の7.43億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ