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5261 リソルホールディングス

東証P
5,040円
前日比
+40
+0.80%
PTS
5,016円
09:48 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.7 1.84 1.79 8.45
時価総額 280億円
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リソル Research Memo(3):進化する「Sport & Do Resortリソルの森」


■事業内容

1. リソルの森(CCRC)事業
2020年4月にフルリニューアルした「Sport & Do Resortリソルの森」は、都心から50km圏内という絶好のロケーションに位置し、緑豊かで広大な敷地に、宿泊施設やゴルフ場、多彩なスポーツ・レジャー・レクリエーション施設、レストランやクリニックを併せ持つ体験型複合リゾート施設である。リソルホールディングス<5261>では、グループの象徴施設として位置づけており、リゾート・健康・スポーツ・アウトドアをテーマとしたリゾート施設運営事業と自然環境と強みを活かした不動産開発事業を展開している。利用者が1年を通して上質なリゾートライフやリゾートワークを楽しむことができるようにするため、また、同社による収益化を進めやすくするため、リニューアルや新規施設の導入、サービスの向上などバージョンアップを積極的に進めている。このため現在、いずれの施設も大変な人気となっている。

※CCRC(Continuing Care Retirement Community):健康な高齢者が終身暮らすことができる生活共同体のことをいう。同社のCCRCはそうした一般的な概念を超え、同社が提供する「健康寿命の延伸」や「スポーツ・趣味活動・各種イベント」などによって、地域社会と協働しつつ多世代間で交流する場の構築を目指している。


同社は、グランピングエリアを中心にアウトドア事業の強化を進めている。大自然に囲まれ非日常が楽しめる“近場のリゾート”というコンセプトで2020年にオートキャンプサイトエリア「RESOL NO MORI CAMP SITE」や、テントキャビンやテラスハウスなどを備え上質なグランピングが楽しめる「グランヴォー スパ ヴィレッジ 森-MORI-」を開設。これが好評で2021年7月には新たに「グランヴォー スパ ヴィレッジ ラク・レマン」をリゾートプールサイドに新設した。また、トップアスリートもトレーニングに来る本格的なスポーツ施設「メディカルトレーニングセンター」においても大規模リニューアルが実施され、フィットネスルームやランニングトラック、体育館、25mプールなど屋内スポーツ施設のほか、400mトラックなど屋外スポーツ施設、炭酸泉「ラムネの湯」とサウナを完備した温浴施設「長柄カルナの湯」の利用が可能となっている。

リゾートホテル「リソルの森 トリニティ書斎」の高層階にある眺望に優れた特別室を年間30泊で利用できる会員制リゾートクラブ「ゴルフバケーションクラブ リソルの森」が、2020年12月の開始以来販売好調を続けている。ホテル仕様のため日々のメンテナンスが不要で、セカンドハウスやゴルフステイ、ワーケーションを目的に家族とともに長期間使用でき、接待用や福利厚生での利用も可能となっていることが好調な要因で、このため、グランピングエリアの最上級ヴィラタイプにおいてもゴルフバケーションクラブの販売が好評のようだ。両タイプとも、30泊のうちGW、夏休み、年末年始のいずれか3連泊の占有利用が保証されているうえ、施設内にある天然温泉「紅葉乃湯」が無料で利用でき、リソルの森内にある真名カントリークラブの会員権が特別価格になるという特典も付いている。

このようにリゾート施設、スポーツ施設などのバージョンアップを背景に、コロナ禍期間中からグランピングやキャンプが大変な人気で、ゴルフバケーションクラブの販売も順調である。アフターコロナになって、海外の富裕者層や企業研修の利用が大きく増えてきている模様で、「メディカルトレーニングセンター」や、関東最長のジップスライドアクティビティ「ロングジップスライド」などアクティビティの利用も増加している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《AS》

 提供:フィスコ

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