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個人投資家・有限亭玉介:相場が強気継続ならIPOなど個人好みの銘柄が人気化か【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2023年7月10日10時に執筆

猛暑かと思えば急な豪雨で気温が下がったり…皆様、くれぐれも気温差で体調を崩さないようにお気をつけください。夏らしい曇天に覆われる日もあれば、カラッと晴れる日もあり…なんだか今の日本相場を象徴しているようですな。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

東証の投資部門別売買状況によると、ついに6月の第3週(19日~23日)の現物でこれまで買い続けてきた海外投資家が売り越しに転じました。それに加えて、7月上旬が決算日となるETF(上場投資信託)の分配金を捻出する為に1兆円を超えるポジション解消が発生するとの報道で、7月は波乱の幕開けとなりましたねぇ。

これまで強気で推移していた日経平均は7月7日に25日線を下回りました。基本は強気で臨みたい日本株ですが、外部環境の変化も含め、トレンド転換となる可能性も想定しておきたいもんですな。目先では、米FRBの7月の利上げは織り込み済みという認識が市場に広がっておりますが、日本株は強気ムードを継続できるのか…ですな。

7月7日には米10年金利が4.0%台に乗っており、また米国金利に振り回される相場が始まるのしょうか。外国人投資家が日本株に大きな影響を与える事をこの株高で実感しましたので、彼らが嫌気するニュースにはしっかりとアンテナを張って対応したいですねぇ。

何はともあれ悪材料が重なり、期待と不安が入り交じる7月を何とか乗り越えたいものです。7月から8月中旬にかけて決算発表もありますので、一時的に押し目となっても業績が伴えば強気ムードへ回復するのではないでしょうか。

さて、日本株が強気を維持するのならIPOが物色される可能性もあるとあたくしは考えておりますよ。シェアリング型統合マーケティング支援事業を展開するブリーチ<9162>、AIを用いた計画最適化システムを手掛けるグリッド<5582>、オーダーメイド型の「カスタムAI」を開発するLaboro<5586>の3銘柄はテーマ性重視で監視中です。

情報機器向けソフト開発会社のACCESS<4813>はAI関連としてチェックしております。ホワイトボックス向け統合NetworkOS「OcNOS」の受注が好調で、5月29日の決算では黒字転換が好感されると窓を開け急動意しました。ChatGPTを活用したAIチャットボットにも思惑があるか。

カーボンニュートラル分野や次世代半導体関連で物色されているマイクロ波化学<9227>は、6月にマイクロ波を用いた低炭素リチウム鉱石製錬技術の共同開発契約を三井物産<8031>と締結し好感されました。24年3月期の経常は過去最高益となる見通しです。

給与計算業務のアウトソーシング事業を手掛けるペイロール<4489>は、キャッシュレス化の潮流を受けて業績好調ですな。2022末から底値圏での推移が続いておりましたが、直近で上放れしてきた模様。

IT系の人材派遣を手掛けるTWOSTONE&Sons<7352>も人手不足を背景に需要拡大しているようですな。チャート(日足)は25日線を下値に上昇トレンドで、年初来高値を更新しました。既に高値圏を推移していますが、7月14日の決算通過でどのように動くかも見ておきたいところです。

最後は4月23日にもご紹介しました円谷フィールズHD<2767>です。スマスロ関連として監視しておりましたが、見事に上げてきましたよ。7月に入り年初来高値を更新した同社ですが、どこまで下値を切り上げるか注視です。コンテンツ&デジタル事業におけるウルトラマン関連が好調に推移しており、中国で人気爆発すれば業績寄与する可能性もあるか…。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

 提供:フィスコ

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