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サムティ---2Q営業利益が139.9%増、不動産開発事業は引き続き好調を維持


サムティ<3244>は12日、2023年11月期第2四半期(22年12月-23年5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比80.2%増の652.82億円、営業利益が同139.9%増の66.04億円、経常利益が同64.4%増の32.78億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同21.3%減の13.11億円となった。

不動産開発事業の売上高は前年同期比122.1%増の315.51億円、営業利益は同146.0%増の57.81億円となった。自社賃貸マンションブランド「S-RESIDENCE」シリーズ等の企画開発・販売を行っている。当第2四半期累計期間においては、26物件の販売用不動産を販売した。

不動産ソリューション事業の売上高は同34.1%減の96.43億円、営業利益は同40.0%減の15.36億円となった。収益不動産等の取得・再生・販売を行っている。当第2四半期累計期間においては、17物件の販売用不動産を販売した。

海外事業の売上高は121.99億円(前年同期は計上無し)、営業利益は16.99億円(前年同期は1億円の損失)となった。海外における投資、分譲住宅事業を行っている。2021年11月期より販売を開始したベトナム国ハノイ市におけるスマートシティ分譲住宅事業プロジェクトについては、販売が順調に進捗している。

不動産賃貸事業の売上高は同2.7%減の42.34億円、営業利益は同21.9%減の16.56億円となった。マンション、オフィスビル、商業施設の賃貸を行っている。当第2四半期累計期間において物件取得が順調に推移し、45物件、279億円の収益物件を取得したほか、28物件、約294億円の開発物件を竣工した。

ホテル賃貸・運営事業の売上高は同336.0%増の57.91 億円、営業損失は8.62億円(同15億円の損失)となった。ホテルの賃貸及び管理を行っている。当第2四半期累計期間において、「メルキュール飛騨高山(岐阜県高山市)」等をはじめとした保有・運営ホテルは20物件となった。全国旅行支援や、訪日外国人観光客の増加により、保有・運営ホテルの稼働率、客室単価は回復傾向にある。なお、「ホテルサンシャイン宇都宮(栃木県宇都宮市)」について、栃木県より宿泊療養施設確保の要請があり、企業の社会的責任及び地域社会への貢献の観点から本要請を受け入れ、一棟全体を療養施設として栃木県に賃貸していたが、2023年4月1日より、宿泊療養施設としての賃貸を終了し、通常営業を再開している。

不動産管理事業の売上高は同8.9%増の18.62億円、営業利益は同25.1%減の2.92億円となった。マンション、オフィスビル、商業施設の管理を行っている。

2023年11月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比28.4%増の1,650.00億円、営業利益が同27.8%増の180.00億円、経常利益が同23.8%減の110.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同44.8%減の60.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

 提供:フィスコ

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