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外為サマリー:一時138円00銭台に軟化、米インフレ鈍化でドル売り優勢

 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=138円55銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円00銭程度のドル安・円高となっている。

 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=138円50銭前後と前日に比べて1円85銭程度のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化し、米金融引き締めの長期化観測が後退したことから一時138円16銭まで軟化した。

 米インフレ鈍化が確認されたことからドル売り・円買いが出やすく、この日の東京市場のドル円相場も軟調な展開となっている。米長期金利が低下していることや、日銀が今月下旬に開く金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の見直しに動くとの思惑が影響している面もあり、午前9時20分ごろには138円06銭まで下押す場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1138ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0110ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=154円33銭前後と同50銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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