京都銀は高値圏で頑強展開、関西の地銀トップで株主還元や成長投資への思惑漂う
京都銀行<8369>は高値圏で売り物をこなし頑強な展開。ここ地銀セクターの水準訂正が目立っているが、預金量で関西首位に位置する同社はその先頭集団を走っている。PBR0.5倍台で配当利回りは2%強の水準にあるが、大株主である英系ファンドの株主還元強化要請(特別配当や自社株買いなど)などで、マーケットの注目を集めた経緯がある。このファンドの提案は直近の株主総会で否決されたが、銀行業務以外の成長投資も含め低PBR是正に向けた動きが今後の思惑としてくすぶる。一方、株式需給面では信用買い残が枯れ切った状態で上値が軽い。
出所:MINKABU PRESS
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